前から思っていたことがある。
配当金だけで生きていけるような地位まで上り詰めたら無敵なんじゃないだろうか。
先日リュックサックを背負って、これから登山にいくのだろうと推測されるとても元気なお年寄りが、若者に席をゆずれと詰め寄っているシーンをみた。
年寄りだからゆずれという話なんだけど、別に優先座席でもない。
確かに譲る人は立派だけど、若者だってつかれるわけだから座りたい。
それに気に入らないのは年寄りが席をゆずるように恫喝しているのは気の弱そうな女の子で、寝たふり決め込んでる男性サラリーマンの肩を揺すって、「おい!年寄りに席をゆずれ!」と言わないことだ。
弱そうなやつをターゲットにして恫喝しているのがみえみえでムカついた。
ちなみに俺はその電車の車両に乗り合わせていたので「少し声のトーンが大きいですよ」という意味合いの言葉をやや乱暴にしてその老人に伝えてあげた。
ぶつぶつ言いながら彼は静かになり、老人に恫喝されながら怯えていた女の子は電車の降り際にぺこりと俺に頭を下げていった。
俺は結構あぶないことをしたと思う。発狂老人だったら襲いかかってきたかもしれない。狡猾だけど頭のおかしいやつじゃなくてよかったと思う。大喧嘩になって会社を追われるようなことになれば今の時点でいくら年収が高くてもあっという間に寒波押し寄せる大阪の路地裏で凍える生活をおくるハメになる。
その点、セミリタイヤした人であればこうだ。
老人につかつかと歩み寄り鼻がまがるほどグーパンチしたら一発だ。
「な、なにをする!?わしは年寄りでこの子は若者で・・・」
全部言わせないうちにグーパンチだ。
年寄りを労りましょう?関係ない。グーパンチだ。
法律など知ったことではない。グーパンチ。
全ての善悪はセミリタイアした自分の中にあるので、自分で自分の正義を決めていい。
とにかく気に入らないならぶっ飛ばせば良い。
俺ならそうする。
ただし、当たり前だけど警察に捕まる笑
だって、日本の法律では偉そうな年寄りにグーパンチしては駄目って決められているからね笑
でも、何年かお勤めを終えて出てきても、働く必要がないんだよ?
まったく困らない。
これって最強なんじゃないだろうか。
普通のサラリーマンだったら、「こいつすぐグーパンチするんだぜ?」って噂がたって、再就職も満足にできないだろう。
セミリタイヤすればそんなもんは関係ない。刑務所で暮らすことが気にならなければいつでも誰にだってグーパンチできる。
社会から離れた場所にいても圧倒的優位性を保っている。誰にも頭を下げる必要がない。
悪いヤツは殴ってもいい。
さすがに老人をグーパンチはやりすぎだから誰もそんなことはしないんだけど、例えば少年法で守られているのをいいことに、大切なあなたの奥さんや子供が強姦されたとしよう。判決は無罪。
こんなひどいことあり得ますか?
犯罪少年はニヤニヤと笑っているだけなんだ。
北斗の拳を見て育った俺たちは当然こう考える。
本当の悪人は殴ってもいい。
やなせたかしですら絶対に殺したりはしないけど、暴力以外のなにものでもないアンパンチは認めている。
だけど、実際に殴ってしまうと、「悪人とは言え殴っちゃ駄目~」ってなるのである。
そんな世の中だから北斗の拳の痛快さに人は喝采をおくり、必殺仕事人が人を殺してしまってもむしろ気分がすっかりするのである。
だけど唯一悪人を殴ってもいい人がいる。
それがセミリタイヤした人たちなのだ。
彼らももちろん警察に捕まるんだけど、本人としてはノーダメージ。むしろ捕まった体験をブログに書けば美味しいかもしれない。
まったく我々とはレベルの違う存在なのだ。
ケンシロウとかに近いポジションだと言える。
セミリタイヤしたら世直しするに限る。だって殴ってもいいんだもの。
さて、今回ご紹介するのはそんな正義のもとに数々の悪人を成敗するお話です。
以前このような記事を書いたのだけど覚えている人はいるだろうか。
セミリタイヤすれば監禁だってできるし、気に入らないやつをぶっ飛ばすこともできる。
で、それをえげつない描写でまとめたのがこの本です。
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主人公はセミリタイヤはしていないんだけど裕福なお医者さん。この医者は行き過ぎた正義でどんどん人を殺していくんだけど、どこか憎めない。やってはいけないことをやっているのに、いつの間にか読者はこの殺人勤務医に心を惹かれてしまう。
人の数だけ正義がある。
どうしても許せないポイントは人によって違うのだ。
価値観の違う正義を突きつけられた時、あなたはどうしますか?
さあ、このアフィリエイトリンクをがっつり踏んで、殺人勤務医を購入して自分にとっての正義とは何かを考えてみよう。
考えなくてもいいからとにかくアフィリエイトリンクを踏もう。
中古だから早く買わないとなくなっちゃうかもよ♪
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もうええわ