今回のバフェット太郎さんの記事は秀逸だった。
バフェット太郎さんへの批判として、広告で稼ぐためにブログを書いているという批判がある。
その反論を真っ向から書くとクソダサイので、彼は一捻りした。
プレノンさんって人を引き合いにだして、彼にアドバイスするフリをして嫌味攻撃をしながら、なおかつ自分に批判的な読者に向けて広告の正当性を説いたのである。
ネットで批判はつきもので、煽り体制の低い人は真っ向から反論しがちだ。でもそれは火に油をそそぐだけで、反論の正当性に関係なく炎上するばかりである。
今回、バフェット太郎さんは自分への反論を直接言うことを避けながら、ユーモアを交えて、プロレスは継続するという妙技を繰り出したのである。
文章を書いていない人には伝わりにくいかもしれないが、主張にユーモアを混ぜながら婉曲に批判と攻撃を混ぜるという行為はちょっと容易ではない。
考えてやったらならかなり構成力があるし、適当に書いてこうなったのなら天才かしらんて思っちゃう。
記事の内容は倫理面でかなり賛否あると思うけど笑、手法として大変おもしろいと思った。
んで、すっかり刺激をうけて、「ブロガーはアフェリエイト広告を貼ってもいいのか」という今回の記事を書いた次第である。
結論:もちろん貼っても良い。
良いに決まってるやん。テレビも無料で観ることができるのはCMがあるからで。ブロガーも俺みたいなネタブログじゃなければ、一定の労力を投下して、虎の子のノウハウを書いてくれているわけだから、そこに報酬があってしかるべきなんだ。
むしろブログの報酬なんて、無料で当たり前だろ?って感覚の人がいたらそれこそおかしい。
ただ、読者の殆どは別に広告を貼ること自体に嫌悪感があるわけでない。広告の貼り方に問題があるのだ。
ブログの広告にはリスティング広告とアフィリエイト広告がある
広告というのは基本的にコンテンツとセットだ。TVは動画なので、CMも動画だし、雑誌は写真を使った広告になる。
そしてブログには記載されている記事の内容+読者の行動履歴から導き出されたリスティング広告と、成果報酬型のアフィリエイト広告がある。
バナー広告とかも貼ってあることがあるけど、これはあんまり効果がない。
読者の属性に応じてバナー広告の内容が変化するような広告であれば効果はあるけど、その広告は広い意味でリスティング広告に分類されるんじゃないかな。
んで、リスティング広告が問題視されることはあまりない。これをたくさん貼っても見にくいと思われるだけの話で、嫌悪されることはあまりない。
問題はアフィリエイト広告の方なのだ。
記事なのかセールストークなのか
アフィリエイト広告は成果報酬広告で、読者がアフィリエイト広告をクリックし、その先のなんらかの契約を結ぶとブロガーに収入が入るわけだ。
この仕組自体は特に問題は無いように思う。いわゆるライターがおすすめの商品を雑誌で紹介し、反響が大きいほど原稿料が高くなるといった契約があるとすれば、それと変わらない。
問題は反響が大きいほど報酬が大きくなるため、「広告へ誘導する煽りトークが悪質になる」という点である。
読者は記事ならニュートラルな気持ちで読むけど、いわゆるセールストークには嫌悪感を抱く。そのため、ブロガーは本当は広告なんだけど、記事に見せかけた広告を書くことになるが、これが一部の人には騙された感を抱くようである。
読み手と書き手の両方にメリットがあるべき
記事風広告を書いた時に文句を言われないためにはやはり書き手と読み手両方にメリットがある方がいいだろう。
よくやる手法として、「この広告から申し込んでいただくとわたしにも500ポイント入るが、あなたにも同じく500ポイントがはいる」といった説明の仕方だ。通常のページから申し込むと300ポイントしかもらえない広告がブロガーのページ経由なら500ポイントもらえる。これなら誰がそのブロガーに文句を言うだろうか。
俺は申し込む側だった場合、むしろこういった特典付きのポイントサイトやブログを探してから申し込むようにしているくらいだ。
最高の商品を薦める
文句を言われないためには最高の商品、サービスをすすめるべきだ。くれぐれも報酬の高い方をすすめるのはやめた方がいい。批判を産むだけ。
A 利用手数料5%の株のロボアドバイザーサービス ブロガーの報酬1万円
B 利用手数料3%の株のロボアドバイザーサービス ブロガーの報酬5000円
この場合やはりBを薦めた方が批判されにくい。Aを薦めると「あのブロガーは広告料欲しさにロクでもないサービスを紹介している」と言われかねない。
もしも「俺のブログコンテンツは高いクオリティなんだから、Aのサービスを紹介してもバチは当たらないだろう」と主張する人がいたら、やっぱり辞めておいたほうがいいと思う。そんなに有益なコンテンツなら有料メルマガを発行すればいい話なんだから。
ブログのクレジットが下がるだけ
「それでも俺は記事風広告で報酬の高い、好きなサービスを紹介する。読み手のメリットとか知らん!」と主張する人はそれはそれで構わない。どんどんやればいいと思う。ただ一つ注意すべきなのは結局そういうブログはブログの信用を少しずつ失っているということだ。
言い換えると今まで良質な記事を提供して積み上げてきたブログの信用を売って、お金を得ていると言ってもいい。コツコツ得てきた信用を一体どうやってお金に変換するのかはブロガーの自由。
そしてブログの信用(クレジット)はアクセス数のようにはっきりと見えるわけではないので、ブログで収入を得ていくためにはブロガーは読者に対して常に誠実な態度を取り続けるしかないのである。
ここでいう誠実な態度というは口調が丁寧とかそういう浅い話ではない。
その人のもつ持ち味を貫き通すことだ。
そして決しておっぱいの画像を貼ったり、ジャストミートなどと書いて下品なブログの記事を書いてはいけないので・・・
・・・もうええわ
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