職場の部下が結婚したので、ちょっと生き方について考えてみた。
SNSで旦那の悪口や会社の不満を口にしている人が陥っている状況には割りと共通点があるように思える。
結局、財布を握られているのだ。
会社に財布を握られている人は給料下げるよ?と言われるのが困るので、理不尽で嫌なな仕事も一生懸命勤めあげざるをえない。
一方で旦那にひどいモラハラを受けながらも耐える奥さんもそうだ。専業主婦が特に多いように思えるんだけど、「この、ハゲェーーーーーーっ!」と旦那に言えないのはやはり離婚されると生活が困るからである。
そこで、基本的な人生の方針として俺は次のことを提案したい。
「他人への依存度を、できるだけ下げるべし」
・サラリーマンの金銭的依存
給与しか収入がないというのは極めて危険だと思う。そのたった一本の収入源を断ち切られたらたちまち無収入になってしまう。
俺が以前勤めていた会社の新人が、彼女とめっちゃエロいメールのやりとりを社内メール使って行い、システム担当に速攻発見されて1週間でクビになった。そいつはプライバシーの侵害だ!とか喚いていたけど、勤務中に彼女といちゃいちゃメールしていたので弁解の余地はなかった。
それでも勤務中に彼女とイチャイチャしたいサラリーマンはできるだけ早いタイミングで投資か副業をはじめるべきだろう。
とにかく給料以外での収入があることで精神的な安定感が増す。
仮にシステム担当に見つかっても札束で頬を叩いてやれば、お前がクビになることはないだろう。
実際によっぽどのことが無い限り、会社はすぐさま労働者をクビにすることはできないので、そんなに焦る必要もないんだけど、相手もやるものでジワジワ真綿を締め付けるように、労働者を法律に反しないように追い詰める方法を知っている。
そんな時にこんな会社今すぐやめてやる!と、言わないまでも、ほんの少しでも副収入があればこれは精神的にだいぶ違う。
ポケットに小さなナイフを持つべきだ。
それは刺すために使うわけじゃなくて、ひっそりと握りしめるだけでいい。
心に余裕がうまれると思う。
そんなニュアンスのことをキヨシ・シゲマツも言っていた気がする。
本当に投資なり、副業なりが成功すれば、堂々と退職届を叩きつけることができる。
いつかその日がくるまで耐える・・・そんな気持ちをもっているだけでも案外仕事を続けることが出来たりもするもんだ。
・専業主婦の金銭的依存
旦那から生活費を渡され、へそくりをきり崩しながらひーひーと生活している主婦の人は、その状況を打開したければ、できるだけお外で働くべき。160万円以上稼ごう。
できればもっと稼いで、クソ旦那に気を使わずに済む環境を作りたいところ。
離婚しても子供を養えるほどの収入があるのが最高にいいので、結婚した人はできるだけ今の正社員という立場を守りながら子育てに取り組んだ方がいいと思う。
収入が多いと発言力が増す。
もう会社の門にしがみついて、エレベーターの中で手足をバタバタさせようとも辞めるべきではない。
今は可愛いねと言ってくれる旦那も10年後にはお前を口汚く罵ることは間違いない。
旦那にごちゃごちゃ言われても正面から叩き潰せるわけである。本来は口喧嘩も女性の方が強いはず。遠慮しなくていいならいっくらでもやっつけられるのではないだろうか。
今は人手不足なので、再就職のチャンスでもある。
どうしても家庭の事情で仕事が難しい場合でも、やはり投資はやっておきたい。まずはへそくりの範囲でコツコツと。俺も投資は全然うまくいってないけど、やらないとうまくならないし、何も変わらない。現物でなくなってもやっていける範囲から開始した方がいい。俺は娘にもそうさせる。
あと、労働と投資以上に大切なのが可愛いママであり続けることだ。50歳くらいまでは頑張れば美貌を保てると芸能人が証明している。整形しようが改造しようが何しようがとにかく見た目の可愛さとチャーミングな心をできるだけ維持するべきだ。
可愛ければ再婚だってできる。可愛いは正義であり、強さである。
あと、俺も可愛いひとが好き。
これは男もそうだよね。できるだけクソださいハゲオヤジにはならないように最低限清潔感だけでもなくさないようにしたい。グッドラック。
・精神的依存
男女問わず、奥さんや旦那、彼氏彼女がいないと生きていけないように状況はできるだけ脱出した方がいいと思う。
それは相手を好きとかそういう話ではない。
ずっと電話したりエンドレスにLINEすることが愛情だと勘違いしている人がいるけど、相手をつかれさせているだけなのでやめた方がいい。もうなんならイイネだけ適当にしておけばいい。
つまりだ。自分の幸せが他人に握られている状態は大変よろしくないと俺は思う。
彼氏が優しくしてくれたら幸せで、怒ったら不幸せという状況は自分で自分の幸せをコントロールできていないと思う。
自分の幸せは自分で決められた方がいい。
そういう意味で俺は家庭菜園とかDIYとか写真とか絵画とか音楽活動とか・・・他人に頼らずに自分が楽しくて幸せになる行動をしている人を尊敬しているし、真似したいと思っている。資格を取るとか、狩猟するとかなんでもいい。
ぽっかり空いた時間を彼氏とか友達とか親とか兄弟に、電話したり遊んだりランチしたりしないと気が済まない・・・という状況はできるだけ避けて、自分だけでも楽しく生きていけるというベースの上に、人付き合いがあるべきだと、俺は考える。
先日、ひろみが遊びは一人で出来ないとだめだと言っていた。バーベキュー行こうぜと友達に言って、断られても、ひろみは一人でバーベキューに行けるという。ここまで到達するのは凄まじいと思うけど、結局その状況でも楽しめる人は絶対に不幸にならない。
セックスしようぜと女の子を誘って断れてもホテルに返って一人でセックスできるくらい右手を鍛えよう。
・家事の依存
旦那が外で働いて、奥さんが家で家事をするというシステムの家は古い考えだけどまだまだ多い。これでは熟年離婚の原因のひとつだろう。会社を退職した瞬間に旦那のパワーはガタ落ちである。働きもしないでずっと家でゴロゴロしている旦那に奥さんはなんのために家事労働を提供するのか。アンフェアだし、それに対抗する手段だった仕事も旦那側にはもはや無いわけだ。
そういった自体を避けるために、旦那は自分のスキルアップのためにできるだけ家事をやるべきである。
「お前なんかいなくても俺はいつでも一人で暮らせる。なんなら子育てもいける」という状況までスキルアップしておけば、そう簡単に奥さんから愛想をつかされる心配はないし、本当に離婚しても家事スキルがあれば全く生活に困らない。
自分の下着が洗濯されていなくても、全く困らない。自分でやればいいだけだ。
主婦だって大変なのよ!と相手が主張してきてもどのくらいの労力なのか自分で知っていればいくらでも論破できる。和牛のコントみたいに徹底的にやっつけると気持ちいいだろう。ぜひやろう。
子供の服を洗濯で干しているとサイズがだんだん大きくなってきて、成長を感じることもできるし、柔軟剤はいい匂いだし、太陽の光が気持ちいいとわかるし、スキルアップ以外でもいろいろと家事をやるメリットは多い。
・社会への依存
結局は金銭的な依存とかぶってくるんだけど、ブラック企業だとか、待機児童がとか、ゆとり教育がとか文句を言ってもすぐにはどうにもならない。
国が対策をすぐさまとってくれたら幸せで、なかなか重い腰をあげないなら不幸という状況は待つだけ時間がもったいない。
お金やちょっとした手間で解決できるなら、国になんて頼らないでなんとか自分で解決する方法をとった方がいいと思う。
大抵の場合はお金でなんとかって話になるのだろうけど、国なんて役に立たないくらいの気持ちでいた方が精神衛生上、気が楽である。
ただし、みんなが声をあげることでやっと国は動くといった側面は間違いなくあるので、精神的には国に頼らず自分で解決し、その一方で問題点は問題点としてきちんと意思表示をしていくという姿勢が望ましいと思う。
俺もイケメンはすぐに死ぬべきという運動を国に対して働きかけている。なかなか実ることはないが、続けていきたいと思う。
他にもいろんな依存がある。会社員の人だと結局、会社の社長にでもならない限り依存度をゼロにはできないじゃないかって思う人がいるだろうけど、ゼロにする必要は全然なくて、「依存を少しでも減らす」ことができればその分、幸せへと近づけると俺は思う。
大切なのは自分がコントロールできる幸せの構成要素を増やすことだと思うのだ。
かくいう俺はセックス依存症だけど、全然減らす気はない。むしろ枯渇してカラカラで、なんなら禁断症状が出始めている。
これだけ依存度減らせと自分で言っているにも関わらず、お前はどっぷり依存してるんかい!と思った人は次のように言うだろう。
もうええわ!と。
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