先日、「仕事が楽しい」とツイートしたところ、キチガイ扱いされたので、なぜ自分と世間でこんなにギャップがあるのだろうと考えてみた。
・組織に埋もれてしまう
俺の場合、大手スーパーにいたころはあきらかに仕事がつまらなかった。
毎日毎日婦人服を畳んでレジをうつという仕事をしていた。
ときにはスカートをかぶったり、セーターの胸のあたりに顔を埋めてみても、所詮一時的に興奮するだけで、仕事は全く面白くなかった。
組織の中で自分の仕事がどう役に立っているのかという実感がわきにくかった。
売上が2兆あって、そのうち150億が俺の所属している店の売上だった。
そして俺の所属部署は10億くらいの売上で、そのなかで2億くらいのカテゴリーを担当していた。
自分が少々予算より実績が上回ったとしても、全体の数字に影響があるように思えなくて、仕事をやったぞという手応えがまるでなかった。
その点、大手スーパーの次に入社した会社は全体の売上が40億の中小企業で、そのうち俺の最終的な売り上げ予算は7億だったので、営業マンとしてエース級だったという実感があった。
これはスポーツなんかでもよくあることで、一流選手だったのに、先輩がもっとつよかったせいで名門校の中で埋もれてしまい、練習を怠って弱くなっていく選手がいた。
その一方で、二流の成績だったのに弱小高校で1年生の頃からエースとして活躍し、大きく飛躍した選手もいる。
人は自分にスポットライトがあたらないとつまらないのだ。
・自発的な仕事と命令された仕事
命令された仕事はクソつまらない。いまでも社長に時々頼まれごとをするけど、明確な締切もなく、内容がわかればいいレベルなのか、見栄えの良い資料を求められているのか加減もわからず、やたら時間だけを消耗しているような虚無感に襲われる。
自分でやれよ!バカ!このバカ!と言っても自分がクビになるだけで何のメリットもない。
そして一番はっきりしていることはこの命令された仕事はやって当たり前で、やり終えたところでそんなに自分の評価に直結しない。
むしろできなかった時に減点されるくらいだ。
その点、社長が考えてそうなことを先読みして、あらかじめその仕事を着手したり、新規事業を指示されること無く勝手に立ち上げようとしているときはめちゃくちゃ楽しい。
そしてその事業がスムーズに進み、利益を産んだときは感慨深いものがある。作りたい商品のために深夜までネットでメーカーを探したり、翌日担当者に電話して作って欲しいものを伝えたり、伺って商談したり。。。全てやらなくていい仕事を勝手にしているのに楽しくて仕方がない。
基本の仕事はきっちりこなしているので、上手く行けばプラスの評価。失敗しても損失をださないように慎重にやればマイナスの評価にはならない。
・評価と給料
大手は昇給条件がだいたい決っている。社内昇進試験に合格する、役職がつく、勤務年数を重ねる。
やっぱり給料が上がらないとモチベーションもあがらない。
給料があがらないとデートもできないし、お前らの大好きな風俗にも行けないだろう。
中小企業はわりと昇給システムが曖昧で、やればやるほど給料が上がるという社長の下で働けば、突出して給料が上がることもある。大手だとわりと横並びで一人だけ高給とかはあり得ない。
ただし、中小企業のやればやるほど給料上げてやろうって社長は駄目だったときはドライに切り捨てられるため、大変リスキーでもある。
安定を求める人は嫌なことがあっても大手でコツコツやるほうが確率的には安全かもしれない。
中小企業は結局社長次第なので、これをやって利益を出したんだから給料あげてくださいねって交渉の余地がある。
これを大手でやろうとすると相当上位の幹部クラスか、部下に権限を上手に移譲できている会社じゃないと無理だろう。
仕事が嫌な人は目の前の仕事と自分の給料があんまりリンクしていないんじゃないだろうか。レベルと経験値とゴールドが非表示のドラクエをひたすらやっているような感覚なのかも。
決算書の中の人件費は売上や経常利益の何%なのか。
それを目安にして、実績をあげれば、自分がこれくらい会社にお金を落としたのだから給料あげてくださいって交渉は可能なはず。中小企業なら。
ポイントは「仕事をはじめる前に言うこと」だ。
今期、実績を150%にしたら給料いくらいくらアップしてくれます?
こうやってきくとOKもらいやすい。
これが150%アップしてくら言うと「ちょっとたまたま数字がよかったくらいで・・・」みたいに思われる。
とどのつまり、先にコミットメント出して、その宣言通りにやる人間が信用される。株式市場もそうだよね?
・自己分析と職種や業種
結局自分が喜びを感じるポイントと、職種や業種がアンマッチだと仕事は楽しくないと思う。
転職するなら、しっかりと自己分析をかけて自分の喜びの源泉、モチベーションの根っこを把握しておくべきだと思う。
だって、ドラクエは楽しいから徹夜でもできるじゃないですか。
俺は結局ドヤ顔がしたい、セックスがしたい、美味しいものが食べたいというこの3つの願望をもつ人間なのだ。
仕事で良い成績が残せればドヤ顔ができるし、お金ももらえる。
出張があるから外でデートもできる。接待で会社の経費を使って美味しいものを食べることができる。
完全に自分の喜びのポイントと、職種や業種がマッチしている。
本当は外でセックスばっかりしたい人生なのに、品質管理とかの部署だったら、俺は3日で発狂してしまうと思う。
逆にコミュ障でできるだけ人と接したくない人が研究職じゃなくて営業だったら毎日辛くて仕方ないだろう。
自分が何に喜びを感じるのか、それと今の仕事はあっているのかを考えるのはとても重要な作業だと思う。
小さい頃何が楽しかったのか
休日はどんなことをして一番時間をつかっているのか
お金を一番使っている趣味はなんなのか
自分を知るためのヒントはたくさんあるし、そういった分析をするための本も出ている。
どうせ生きていくために働かないといけないんだから、この記事を読んだ人が少しでも仕事を楽しいと感じてもらえるとうれしいなと思う。
あと、俺とデートしてくれる女性がいたらうれしいなと思う。
どっちかと言えばデートしてくれる人を探すためにこの文章を書いている。
愛してる。誰か知らないけど、この文章を読んでくれている女性を俺は愛してる。好き。
・・・こんなこと書いてたらどっちにしてもキチガイだと思われるわ!
もうええわ!
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